第17回広島児童青年精神医学研究会

日時 ; 2012年12月9日(日) 午後2時より
場所 ; 広島大学病院 外来棟2階会議室(スターバックス横)

 

【ワークショップ】
演題 「症例検討の進め方2」
広島市こども療育センター 心療部長 岡田隆介先生

第17回の広島児童青年精神医学研究会は,昨年度に引き続き広島市こども療育センター 心療部長 岡田 隆介先生にワークショップをお願い致しました。

 

今回のテーマは「症例検討の進め方 2」。

 

患者さん(来談者)をさまざまな「ふたつの視点」で立体視すること,それによって治療者(面接者)の柔軟で臨機応変な反応が可能になること…。

 

文章にするのは難しいのですが,面接場面での心構えや注意点を教えていただいたあと,ロールプレイに入りました。

ロールプレイでセラピスト役を演じた参加者には,観察していた参加者から感想を伝えるのですが…そこには「3つのルール」が!

感想を伝えることが,セラピスト役に参考になる(なってるはず…)のはもちろんのこと,感想を伝える際の3つの縛りが感想を伝える参加者の面接技術まで鍛えてくれるという仕掛け。こんなところにも立体構造を仕掛けてくださっているおかげで,ロールプレイをした人も,観察しただけの人にも,とても有意義な学びの機会となりました。

 

岡田先生,とても楽しくて(終始笑ってばかりでした…),でもすごく実践的なワークショップをありがとうございました。

 

ご参加いただいたみなさんも,ありがとうございました。