第45回広島児童青年精神医学研究会

第 45 回の広島児童青年精神医学研究会は,小栗正幸先生(特別支援教育ネット代表)を講師にお招きし、「対話(ファンタジーマネージメント)」「発達課題と支援のシナリオ」について臨床現場、教育現場に即した二日間の研修会を実施します。

正しい意見を言い聞かせるだけではなかなか変わらない場面。子どもの訴えにじっくり耳を傾け、寄り添うだけでは、一向に望ましい方向へは進まない場面。加害行為、パニック、いじめ、不登校などの困った場面等。

学校でも、施設でも、医療機関でも、家庭でも、支援や指導に行き詰まる場面を参加者と共有し具体的な対処を学んでいきます。そして、「子どもを支える」「家族を支える」「支援者を支える」と題して県内各施設の取り組みと今後の展望をフロアの参加者の皆様から是非とも熱く、楽しく、ワクワク、みっちりと共有できる機会になれば幸いです。

少年非行の現場で多くの発達障害児にも接してきた小栗正幸先生に、非行化のメカニズムの解説をもとに、二次障害の予防と対処を豊富な事例をあげて、わかりやすくご紹介いただきます。ご多忙中とは存じますが,皆様ふるってご参加ください。

 

「支援や指導の難しさを緩和する対話法の用い方」
講師:小栗正幸先生(特別支援教育ネット、特別支援教育士 SV、S.E.N.S の会岐阜支部会会長)
日時 : 平成 30 年 11 月 17 日(土)10:00~18 日(日)17:00

会場 : 広島市こども療育センター(広島市東区光町二丁目 15-55)
対象 :  子どもの心の診療に興味を持つ医療従事者(医師,心理士,看護師,保育士,
精神保健福祉士,作業療法士,言語聴覚士等)・医学部生・教職員・福祉関係者

 

   定員:100 名(先着順)

 申し込み締め切り:11 月 12 日(月)